2014/04/03

「笑っていいとも!」と「ヒルナンデス!」

 子供の頃のいいともは、大人がはしゃいでいて、どうしてそんなに盛り上がっているか、何がおかしいのかちっともわからない大人向けの番組だった。それがいつの頃からか、学校を休んだ日に見られるのが楽しみで、(その日のテレフォンショッキングのゲストが知らない大人だとがっかりして、)日曜日の増刊号はがっつりはりついて見て、日曜の午前中を無駄にしてしまうようになっていた。

 さんまとだらだら立ち話するのも、鶴太郎や寛平と延々変なことやるのも、ナンバラバンバンも、ウッチャンナンチャンが卒業、ダウンタウンが卒業、さんまが卒業するのも見た。(おそらくはほとんど増刊号で。)曜日対抗いいとも選手権が始まったときは、「なんでそんなことやるんだろう」と思った。極彩色と花束のなかで、悪ふざけばかりしている番組が、「一致団結」してがんばるなんて、いいとももそんなまじめなことをしたくなったのかなー、とか。

 いいともに関する一番最後のニュースは、オードリーの電撃移籍だ。いいとものレギュラーを止めるのがちょっと早い気がしたし、それが翌週からヒルナンデスにうつっていたのは、本当にびっくりした。あぁ、終わったんだ、変わったんだと心の底からそう思った。

 ヒルナンデスがはじまるときは、ナンチャンで「誰がみるんだろう」なんて思ってしまったし、そう書かれていた。ナンチャンは大好きだけど、昼の生々しい番組の司会者のイメージは無かったからだ。番組がはじまっても、社会人だったのでなかなか見る機会がなかったが、昼食を食べに入った店で見たら、けっこうおもしろかった。

 ヒルナンデスはいいともとまったく内容が違う。ひるおび!、とも違う。堅いニュースは基本なし。王様のブランチに近い。
 でているタレントさんたちはがっつりしっかり仕事をしている印象だ。長いロケを毎週こなすのは、大変だと思う。料理関連のコーナーだけはつまらなくて仕方がないのだが、それ以外は良い。(三色ショッピングの山ちゃんの仕切りは、あれだけのために山ちゃんを使うとか贅沢である。)

 ヒルナンデスにおけるナンチャンの司会は、タモリさんと基本同じだ。みんながあれこれやったことを、にこにこ笑顔で眺めている。スタジオコーナーでは、ナンチャンぽいギャグをきっちりみせる。周囲にいる人は、いいともの出演者がタモリさんを大好きだったように、ナンチャンが大好きだと思う。

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書くことメモ、ブログ800文字、メモ1100字、1時間

  1時間と決めたら意外と長くて左親指が痛くなる。よろしくない。